2026年10月に、下北沢で愛され続けるトイショップ『SWING TOYS』のキャラクター"SWING BUNNY"のフィギュアコレクションが発売されました。
2015年 4月に下北沢にオープンして以来、こだわりのあるファンから支持され続けているトイショップ。入り口には扉がなく、オープンで誰でも気軽に入りやすい雰囲気が魅力です。
商品がぎっしりとディスプレイされた店内は、見ているだけでもワクワクする空間。
今回は、SWING TOYSのオーナー兼ソフビ作家である白神さん、SWING TOYSでスタッフとして働きながらソフビの塗装等も手掛ける犬飼さんのお2人にお話を伺いました。
ご自身のソフビ作品がミニチュア化されたことへの想いや、こだわりのポイント、今後の展望についてまで。読みながら、お2人の気さくでやわらかい雰囲気まで感じられるような内容となっています。
ぜひ最後までご覧ください!
プロフィール
SWING TOYS

Instagram: @swingtoystokyo

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――はじめにミニチュアフィギュア化のお話を聞いて、どのように思われましたか?
白神さん:念願の!
犬飼さん:ケンエレファントの営業担当者さんからメールが届いた時は、めちゃくちゃ盛り上がりました。「きた!」と。
ポップでカラフルなSWING BUNNYのフィギュアコレクション!
――以前からケンエレファントのことをご存じだったのでしょうか?
犬飼さん:私はケンエレファントのオンラインストアで普通に商品を買っていました(笑)。もともとカプセルトイが好きで。家によくケンエレファントから荷物が届きます。商品によって特典ステッカーが付いてくるのが嬉しいんですよね。特に気に入っているのは、山崎若菜さんの「THE DRAGON & WIZARD フィギュアコレクション」です。
そういえば以前、宮下サトシさん(陶芸家・彫刻家)が、お店に来て下さったんです!お互いにケンエレファントで作品がミニチュア化されて、同じ発売月の商品だから気になって、と。お客さんとして普通にお買い物をして下さいました。私はケンエレファントのオンラインストアで、宮下サトシさんのミニチュアコレクションを予約購入していたので、すごく嬉しかった!
白神さん:これは是非記事に書いてください(笑)。
――それはすごいご縁ですね!ご自身の作品がミニチュアフィギュアになるにあたって、こだわったポイントはありますか?
白神さん:実は今回のミニチュア化では、実際のソフビをそのまま小さくしたわけではないんですよね。ソフビとは等身を変えて、ちょっと赤ちゃんっぽくしたところがポイントです。
犬飼さん:親交のある小林さん(アーティスト名:HUMAN ROBOT)のキャラクター、「パンデッド」がそのようにしていたので、なんとなくそんな雰囲気になると可愛いね、という話をして等身を変えてもらいました。
原型を担当してくれた方とも昔から交流があったので、話の進みは早かったです。
白神さん:もともと友達だったということもあって、やりやすかったというのはありますね。
――色味を決める際、ご希望の色味をイラストデータに起こしてくださったんですよね。
犬飼さん:なんとなくのイメージは最初の打ち合わせの時点で伝えていたのですが、最終的には私たちが今までやってきたような組み合わせになるように調整をしてもらいました。
最近はソフビのカラーリングも、私と白神の2人で話し合って決めています。
可愛らしいイラストデータをご提供いただき、色味の調整を重ねました
白神さん:ひとつの造型を毎回色替えして、イベントでは限定カラーを出して、みたいなことをずっとやっていると、だんだんネタが無くなってくるんですよね。
犬飼さん:でもまだまだ出てきますね、なんだかんだで(笑)。
――実際にミニチュアフィギュアになったSWING BUNNYを初めて見た時にはどう思われましたか?
犬飼さん:届いた時に、商品が入っているダンボールを見ただけでもテンションが上がりましたね。外側にSWING BUNNYのデザインがプリントされていて。
カプセルもテンションが上がります。商品自体は単純に可愛いなと思いました。ちっちゃくて!

ちんまりとしたサイズ感が愛らしい
白神さん:純粋に可愛いですよね。SWING BUNNYのソフビは、はじめに中くらいのサイズを作って、その次にさらに大きいサイズを作ってきて。やっぱりサイズが大きいと持ち歩きが難しいですよね。今回のフィギュア化で1番小さいサイズができて、手に取りやすくなって、購入して下さった方がSNSでシェアしてくれることが嬉しいです。
台湾のお店でも取り扱ってくれているところがあるみたいで、台湾のファンの方からのリアクションも届いています。
犬飼さん:周りの方やお客さんにも好評で、「他のキャラクターもミニチュア化しないんですか?」と聞かれたりもします。
もともとケンエレファントの商品がお好きで、ケンエレファントのSNSを見てSWING BUNNYのことを知って、そこからお店に来て下さる方も多いです。
白神さん:ミニチュア化の影響はすごく大きいです。
――今回のフィギュアコレクションのラインナップの中で、お2人が特に気に入っている種類はどれですか?
白神さん:やっぱりスタンダードの青のカラーが気に入っています。あとは、蓄光はラインナップに入れて良かったです。蓄光が欲しいとよく言われるので。
犬飼さん:私も蓄光が好きです。当たり感がありますよね。打ち合わせの際に、蓄光はものによって光の出方に差があるというお話も聞いていたので、想像よりもきれいに光が出ていてすごく嬉しかったです。

お2人がお気に入りの蓄光(GLOW)カラー
白神さん:あとは、腕だけでなく手首のパーツが回るところがポイントです。今回のミニチュアからSWING BUNNYを知ってお店に来てくれたお客さんから、「ここ(手首)のパーツが動くのがすごい!」と、褒めていただきました。その方はフィギュアと一緒に並べたいから、とソフビを買いに来てくれました。嬉しい流れですよね。
――素敵なお話ですね。では次に、SWING BUNNYについてお話を聞かせてください。SWING BUNNYはどのようなきっかけで誕生したのでしょうか?
白神さん:台湾のソフビイベント『Taipei Toy Festival(TTF)』の出展枠に空きがあるので出てみないか、というお話をいただいたことがきっかけです。
「ソフビをつくりたい」という願望は以前から周囲に話していて、そんなときにTTFに出れるチャンスが訪れたので、小林さんに「キャラクター作って!」とすぐ連絡しました。SWING BUNNYは、TTFへの出展が決まったことで生まれたキャラクターなんです。実は日本よりも先に台湾で販売をしていました(笑)。
お話をいただいてから、実際にソフビが完成するまでは大体10か月くらいかかったかな。キャラクターのイメージをお伝えしながら、デザインや造型は小林さんに起こしてもらいました。

TTFで初お披露目となったSWING BUNNY!
――なぜうさぎのキャラクターになったのでしょうか?
白神さん:お店に置いてある商品の中で、ディズニーの『ロジャー・ラビット』の商品が多いことに気づいたんです。もともと好きだったというのもあるんですけど、改めて見て可愛いなあと思って。そのイメージをもとに、小林さんにお願いしました。
――SWING BUNNYの名前の由来を教えて下さい!
白神さん:僕はもともと音楽がすごく好きで。"SWING"って、JAZZとかそういうイメージなので、SWING BUNNYの名前はそこからとりました。SWING BUNNYがスーツを着ているところでも表しているように、JAZZのオーケストラがコンセプトなんです。
キャラクターはSWING BUNNY以外にもいるんですけど、お店が7周年を迎えた時に、自分自身のソフビを作ったんです(笑)。それはオーケストラの指揮者的なポジションのイメージです。

左から2番目が白神さん
――これまで製作してきたSWING BUNNYの中で、一番気に入っている種類はどれですか?
白神さん:タイのイベント『ASTRA WANDER | Chiang Mai Pop-up Events』で販売した、これが気に入ってる!犬飼さんが塗装したんです。
白神さんお気に入りの作品がこちら!犬飼さんは耳の塗装に特に力を入れたそう
犬飼さん:イベントに出展するにあたって、蓄光や蛍光のカラーリングを考えなきゃいけなくて。これはけっこう時間をかけて頑張ってカラーリングを考えましたね。それがすごく好評で!当時は大きいサイズのものを少量しか作っていなかったんですけど、別の台湾のイベントに出展した際には、もう少し小さいサイズのものも作って持っていきました。
白神さん:今年一番のお気に入り。これはすごい、よくやっていると思う(笑)。
――では次に、お店(SWING TOYS)についてお話を聞かせてください。下北沢でお店を始めようと思ったきっかけは何ですか?
白神さん:もともと近所に住んでいたこともあり、「下北沢でお店をやりたいな」と漠然と思っていたんです。1~2年くらいずっと良い物件を探していました。そんな時に、知り合いの店主が営業していた雑貨屋が閉店することになり、そこの店主に紹介してもらうかたちで、今の場所にSWING TOYSをオープンしました。
はじめは、「そんなうまい話は無い、こんな一等地がそんな簡単に手に入るか?」と疑問に思いましたね(笑)。そこからお店を始めてもう11年になります。まさか自分が下北沢でおもちゃを売ったり作ったりするとは思っていなかったです。
笑顔が素敵なオーナーの白神さん
――商品は定期的に買い付けに行かれるのでしょうか?
白神さん:はい。最近はよくバンコクに行っていますね。2~3か月に1回くらいのペースで、行きつけのマーケットに行くことが多いです。
そういえば、去年ソフビのイベントでラスベガスに行ったとき、日本から発送した商品が現地に届かなくて!売る商品が全然無い状態になってしまったんです。その時に車でラスベガスのお店をいくつか回って買い付けをして・・・。そういう経験も含め楽しかったです。
――お店作りのポイントやこだわりを教えて下さい!
白神さん:こだわっているところ・・・何ですかね。アメトイ(アメリカン・トイ)が好きなので、自然とそればっかりになっちゃいます。基本的に自分が好きなもの、自分が欲しいと思うものを置いていますね。

圧巻の品揃え!
店頭ではショーケースに並ぶSWING BUNNYたちがお出迎え
――お店をやっていて大変なことはありますか?
犬飼さん:うちのお店は扉が無く、オープンな空間になっているので、風が強いときは大変です(笑)。商品が飛ばされちゃったりするので。
白神さん:雨風が嫌いですね。あとは、鳩が店内をゆっくり横切ったり、子供が道をショートカットするのに使われたりもしています(笑)。
犬飼さん:交番かってくらい道を聞かれたりもしますね。あまりに聞かれるので、このあたりの道に詳しくなりました。
白神さん:それも仕事だと思っています(笑)。
――まるで下北沢のインフォメーション(笑)!では、今後挑戦してみたいことがあれば教えて下さい。
白神さん:下北沢のお店は今後も営業しながら、世界中各国のソフビのイベントに行きたいですね。ソフビをもっと広めていきたい。
犬飼さん:もっといろんな国で人気になりたいです。台湾はもちろん、それこそアメリカとか、そういう国でも人気が出たら嬉しいですね。
――最後にファンの方にメッセージをお願いします!
白神さん:ファンに!?
犬飼さん:メッセージほしいな~(笑)。
白神さん:ファン、いるからな~(笑)。うちは実店舗があるので、イベントのときだけでなく、いつでもお客さんが好きな時に直接お店に来てくれて話ができて、そういうソフビ好きの方々と直接コミュニケーションが取れることが嬉しいです。ご来店されたときに、「次はどんなカラーが出るんですか?」とか「クリアカラーで作ってください!」とか要望をくれる人もいたりして。
犬飼さん:お客さんとの距離感は他のソフビ作家さんよりも近いと思います。普通、作家さんとは簡単には会えないじゃないですか。イベントで会えたらラッキー!みたいな。うちはお店に来てもらえれば大体いるので(笑)。何度もお店に足を運んでくれる方もたくさんいらっしゃいます。
白神さん:いつもありがとうございます!感謝です。感謝でしかないです(笑)。
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変わりゆく下北沢で、変わらず愛され続けるSWING TOYS。『好き』に全力なお2人の、貴重なお話をたくさん伺うことができました。
ぜひお2人に会いに、お店に足を運んでみてくださいね。
SWING TOYSの白神さん、犬飼さん、素敵なお時間をありがとうございました!

こちらの素敵な刺繍作品はファンの方からいただいたそう

お店でGETしたフィギュアを片手に、下北沢巡りをしてみては?
【店舗情報】
SWING TOYS
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-25-4石割ビル1f
TEL:03-6407-1498
営業時間:13時~19時
定休日:不定休
SWING TOYS "SWING BUNNY" フィギュアコレクション販売中。ご購入はこちらから。















