グラフィティアーティスト・ESOWさんの描く「福助人形」をモチーフに、ソフビスタジオ・中空工房が製作したソフビアートピース「福助」。この特集では、幸福を招くとされる縁起人形として江戸時代から親しまれてきた福助人形とともに、ESOWさんゆかりのお店を巡り、取材・撮影した「福助の在る風景」を全3回にわたってお届けします。(其の一はこちらから)
第2回目は御徒町に店舗と自社工房を構える家具ブランド「WOODWORK」。木の香りにつつまれた空間で、代表の藤本さんにお話を伺いました。
「WOODWORK」は、素材と手仕事にこだわったオリジナル家具を展開する家具ブランド。御徒町の店舗には、無垢材の持ち味を生かして丁寧に製作された家具が多数展示されています。店舗に併設されたカフェ「welcome coffee」では、WOODWORKの家具に触れながら、こだわりのコーヒーやスイーツを愉しむことが出来ます。 店舗の地下は工房になっており、職人さんたちが日々家具の製作をおこなっています。
【WOODWORK代表・藤本さんに聞いてみた】
ーーWOODWORKが始まったのはいつ頃ですか?
WOODWORKという名前自体は30年前からありましたが、本格的な家具のブランドとしてリニューアルしたのは15年前のことです。8年前に下甚商店からWOODWORKが独立して、現在は僕が代表を務めています。
ーー老舗の材木屋さんが前身だったのですね
地下の作業場では、木材に囲まれながら職人さんたちが作業をしている
ーー現在のWOODWORKはどのようなブランドなのでしょうか?
welcome coffeeにもたくさんのアートが飾られている
ーーESOWさんと知り合ったきっかけは?
それからだいぶ後になって、うちのカフェでコーヒーのイベントを開催した時に、Tシャツのイラストをジェシー(ESOW)君にお願いしたんです。それがきっかけとなってWOODWORKで展示ができないかという話が生まれ、3年前からジェシー(ESOW)君の作品と、僕たちのものづくりを組み合わせた展示を、年に一度おこなっています。
地元のつながりもあり、このあたりに住んでいる同世代や、少し上の世代、特にスケーターの子たちはジェシー(ESOW)君の存在や、絵を知っている人が多かったので、誰かに頼めばすぐに紹介してもらえるような、意外と身近な存在だったんです。 今では月に何度かカフェにコーヒーを飲みに来てくれますね。
つぶらな瞳が可愛らしい招き猫。ESOWさんが目を描き入れたそう
ーーでは最後に、おすすめメニューを教えて下さい!
ESOWさんもお気に入りのバスクチーズケーキ。しっとり濃厚で絶品!
藤本さん、ありがとうございました!
「福助の在る風景」其の三は、来週公開予定! 次回もお楽しみに。
こちらの福助は実際にお店に鎮座中
ESOWがペイントしたwelcome coffeeの看板
焼き菓子が並ぶカウンター。ESOWデザインのコーヒーは、イベント限定のもの
余裕がある時は一般のお客さんも地下の工房を見学できる
【店舗情報】
WOODWORK
〒110-0016 東京都台東区台東4-14-8-1F
営業時間:月・木・金・土・日 11:00〜18:00
定休日:火曜・水曜
カフェ「Welcome COFFEE」
営業時間:月・木・金・土・日 11:00〜18:00
eat in :17:00 L.O. / take out :17:30 L.O.
定休日:火曜・水曜
【福助/青】好評発売中。詳細はこちら